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ガジュツって知っていますか?

近年注目のガジュツについて

ガジュツとは、ショウガ科ウコン属に属する多年生草本で、その根茎を使用します。ガジュツは6~7月頃に花をつけるために「夏ウコン」、もしくは包葉の色や根茎の切り口が紫色であることから「紫ウコン」とも呼ばれています。
ガジュツに関しては1000年以上も前の中国宋の時代に出版された薬草解説書『開宝本草』(973~974年)の中で「蓬莪茂(ほうがしょく)」という原名で収録されています。
『日華子本草』(唐代)のなかでは、ガジュツのことを「南部地方の薑黄(きょうおう)の根である。そのなかで海南に生ずるものを蓬莪茂(ほうがしょう)となづける。一切の気を治し,胃を開き、食物を消化し,月経を通じ,汚血を消し,撲捐痛(ぼくえんつう)及び内損の悪血を止める」と解説しています。
ガジュツの原産地はインドが中心で、東アジアでは一般的な植物なのです。中国大陸の広西・四川も主な産地になります。そのほか雲南、広東、福建、浙江、インド、バングラデシュ、インドネシア、台湾、マダガスカルなどで栽培採取されています。

中国で、ガジュツは古来より肝臓や婦人病、諸気を治す万能薬として用いられてきました。インドでは、ガジュツの根茎は一般的に香辛料や薬味として使用されています。日本でのガジュツは、享保年間に支那方面からの輸入で初めてもたらされ、薩摩や琉球で栽培されるようになりました。現在日本では、屋久島や種子島、鹿児島、沖縄で栽培されています。

漢方薬の世界では、ガジュツ(莪朮)は芳香があり、味は苦く、消化器を刺激するため、ショウガと大部分は同じ用途に使用されています。
一般的には、胃衰弱、消化不良、吐き気、鼓腸を取り除くなど、消化をよくし、そのほか、風邪、鎮痛、月経不順の薬としても処方されます。
また、ガジュツは体内の「気」と「血」の流れをよくするといわれています。
近年では、血の巡りを良くする効能からダイエット効果が確認され、漢方薬という分野から美容・健康の分野に効能を広げつつあります。

 
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